このような表記ゆれは、企業、個人問わず、気づかぬ間に無駄な出費や予期せぬ損害を発生させてしまいます。例えば個人の場合では、はがきソフト等の住所録の中に住所表記ゆれによる重複登録があるかもしれません。
そうした場合、同じ家に年賀状を複数通出してしまっていたり、お歳暮を複数送ってしまったりする可能性があります。企業の場合も同様です。ダイレクトメールを送る際に顧客リストに重複住所があると、同じ住所に2通配送してしまい無駄なコストがかかるだけでなく、場合により信頼を失うケースも想定されます。
さらに、商圏分析などを行おうとした際に、重複登録があると期待した分析結果が得られないということもありえます。
※このような事例は次回以降に深堀りしてご紹介したいと思います!