住所とマーケティングのお話:データ整備に必要な作業時間と精度

#マーケティング #CRM #SFA #住所 #住所正規化

こんにちは。『INCREMENT P Inside.』です。

本年も新サービスの企画・開発のあれこれをご紹介して参りますので、よろしくお願いいたします!

さて、今回も昨年に引き続き、住所とマーケティングにまつわるお話をご紹介したいと思います。CRM、SFA、販促、EC運営、デジタルマーケティング、エリアマーケティング等、マーケティングに関係するお仕事をされている皆さまに、お役立ていただけますと幸いです。

今回は、アンケートや問い合わせフォーム等、複数のルートから収集したデータの整理を後回しにているCRMやSFAの担当者必見!
『データ整備に必要な作業時間と精度』
について触れていきたいと思います。

手遅れではない!バラバラなフォーマットの統合

・エリア分析のために部門ごとに管理していた情報を統合しようとしたら都道府県の情報が抜けている住所がある
・アンケート結果をもとにDMを発送しようとしたら住所が入稿ルールに従って階層分割されていない
・統合してみたは良いが住所の微妙な表記の違いにより同じ住所に見えるアカウントが複数存在している

このような経験はありませんでしょうか。今後、データベースの統合を検討されている方は、高確率でこういった問題に遭遇すると思います。これらの問題を手作業で解消することは、かなり骨が折れる作業です。文字ではイメージしづらいかと思いますので、以下の絵を用意してみました。たった15件ほどの住所リストになりますが、皆さまはこの中に含まれる6つの問題を見つけることができますでしょうか?

正攻法で修正する場合、検索エンジンや地図サイトで検索⇒ヒットした結果の妥当性を確認⇒確認結果と元の情報を比較⇒必要に応じてデータベースを修正、という流れで処理することになります。例は15件しか無いため頑張れば確認できますが、これが1万件・・・10万件・・・となると、そう簡単にはいきません。また、検索にヒットしたとしても、元の情報と検索結果の情報が全く同じであるかを判断することも辛い作業になります。結局は、費用対効果を考慮した場合、何かを郵送してみて届かなかったら、、、あるいはクレームが入ってから、、、といった事後対応をせざるを得ない、という結論に達してしまうのではないでしょうか。しかし、このような状況は少なからず企業の信頼性を低下させることにつながってしまいます。

こういった場合に活躍するのが『住所クレンジングサービス』です!

こちらのサービスでは、住所をきれいにするだけでなく、有効性の判定も可能です。判定に利用している住所データは、インクリメントPが地図整備の中で行政より収集した情報を基にしているため、妥当性の確認も済んでおります。また、1秒あたり200件以上の住所を処理できますので、先ほどの15件の住所リストの場合、1秒もかからずに結果が取得できます。更に、機械が処理することで、目視では見逃しやすい細かな誤りも検出可能です。つまり、作業時間を短縮するだけでなく、確認精度も向上できることが期待されます!以下の図が、先ほどのリストをクレンジングした結果です。都道府県の欠落だけでなく、市区町村合併情報の適用や存在しない号の検出など、目視では確認しづらい部分も判別することができます。

 

本サービスの詳しい情報は以下のページでご紹介しております。サービス資料や技術仕様書、活用例なども掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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